土沼・小髙マイスターになる旅 ~1日目~

8月21日・22日とアルチアはお休みを頂き

私、土沼と小髙は6月に合格認定されましたヘアケアマイスターの

授与式に参加するため東京へと旅立ちました。

 

初めにお断りをさせて頂きますが

私の備忘録と旅の思い出日記を兼ねているため

皆様に楽しんで頂けるような起承転結を作れたりはしないと思いますし

いつものように乱文で長めなブログが予想されます故、お覚悟下さい(`・ω・´)キリッ

 

では。

 

8月21日

出発の日、朝。

新潟駅に向かう道中で早くもアクシデントに苛まれます。

私の普段使っている携帯電話が、いつもの右ポケットの内側から

一瞬、感じたことのない振動を起こし僕に合図を送ってきました。

 

ブルッでもなく

ブーブーブーでもなく

 

ブッブルル…ル ブルン…みたいな。

 

なんだ?と思いポケットから携帯電話を取り出すと

特別、何かの着信を告げるアイコンが画面上に出ているわけでもなく

というか、携帯電話が何も反応しない。

ブラックアウト。

 

電源ボタンを押しても画面は反応せず

電源ボタンを長押ししても何も反応せず

前にショップ店員さんから聞いた電源ボタン&音量上部ボタンを同時押しリセットを試すも何も反応せず

 

え?

詰んだ?

新幹線のチケット二人分、自分が持ってるんだけど。

コダカは出発の時間知ってるのかな?

新潟駅で待ち合わせね。って言って昨日はお店を後にしたけど

【どこで】も【はっきりとした時間】も確認はしていない。

 

そんな現在時刻はAM8:30を過ぎたころ

ドコモショップやってなくね?

どうする?考えろ。

普段、使わない省エネの脳ミソはこんな時のために温存させているんじゃないのか?

おいっ!

(どうでもいいですけど、なかやまきんに君のあのシーンが勝手に頭に出てきて1人クスッとしてみた)

ただ、ドヌマの悪いクセがここでよっこいしょと腰を上げます

13年前にワインディングを必死に学校の授業でやってるときに

ずっとずっと頭でリフレインしていた華原朋美の名曲『あきらめましょう』が再びリズムを取り始めます

『あきらめましょう あきらめましょう スッキリしましょう パッパパラッパ』

 

この間も時計は順調に、そして無情にも回転を進め続けている訳ですが

どのボタンをどんな押し方で、どんなリズムで押してみても

ピクリとも反応してくれません。

 

私の以前の職場は新潟駅構内。

誰かに助けを求めるか?

いや。コダカと共通の知人なんているのか?

そもそも知人・友人の絶対値が少なすぎる自分では

いくら『私、知り合いとかざっと1000人くらいすかねドヤッ』なんて言ってのけるコダカだったとしても

(ここのセリフは私の勝手なイメージです)

共通知人は探せないんじゃないかと結論付けられポシュン↓としてしまいました。

 

新幹線の指定席チケット、出発時刻はAM9:20

そして腕時計が示す時刻は、もうすぐAM8:50

駅構内を一応うろちょろし続けたもののコダカは見付けられず。

 

いい加減、試せるだけのポチり方法も尽きてきたので飽きて電源ボタンを

数分長押ししていたのでしょうか?

ブルン。

『!?』

何が引き金になったのかは分かりませんでしたが、ようやく再起動してくれました(ホッ

 

まぁ、本当に寸前でコダカとも出発時刻前に待ち合せられ旅立つことが出来たのです。

(さて、新潟を出るまでにこのブログはとうに1000文字を越えていますが皆さんはこの続きも読んでくれるのでしょうか?)

 

新幹線に無事に乗れた私たち2人は早速ヘラヘラし始めます。

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テーブルには

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宴の始まりです(*´ω`*)

 

いや。まてよ。

このブログを初めて見てアルチアに行ってみたいと思う方がいらっしゃるかもしれない。

ちょっとはそれなりの写真も撮っておかなければ!

(心の打算が駄々漏れ…笑)

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キリッ(`・ω・´)

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キリリッ(`・ω・´)

 

東京に着いた私たちは『じゃっ』と言って別れます。

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東京駅は天井からオシャーですね( *´艸`)

 

てっきり、旅行前は

『ドヌマさん 東京に行って授賞式前日はどこ行くんですか?私も一緒に行ってもいいですか?』

とか聞かれるかと思っていて

それでも待てども待てど一向に聞かれる気配が無かったもので

『ねぇ、コダカさんはさ東京に行った初日何かあるの?一緒にどっか回る?』

って聞いてみたら

『いや、無理っすねー。私もう予定パンパンなんで。すいやせんっ!』とな( ゚Д゚)

『お、おう。』と返答し。

別に寂しくなんかはないよ。普通だし。と虚勢をはった結果

東京駅に着くなり即時解散の運びとあいなりました。

 

前日まで本当に東京での予定が決まらず、どうしよう?どうしよう?

なんてお客様に相談していた結果、東京出発前日に来店されたお客様から良い提案を頂けました。

 

向かった先はこちら

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そう、歌舞伎座がある東銀座駅。

私は、この世に生を受けまだ会ったことの無かった兄弟の元へ向かったのです。

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センター上部におられる【七ちゃんです】

昔から似てる似てると言われ続けていましたので一目会ってみなきゃと思っていたのを

すっかり忘れていました。

自分じゃ似てるとか思わないんですけどね…。

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ねぇ?

似てるのなんて一重だけじゃ…。

(そして1人で移動してると普段やらない自撮りまでするハメに…。恥ずかしい。。。)

 

当日は、日曜日だったのもあってか大盛況でチケットを購入できたのが最上部の4階

さらに立ち見でなら。ということでしたがここまで来たからには買えるチケットは購入させて頂きました。

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1階はやっぱりとてもお高くビックリしてしまうようなお値段でしたが

4階の値段設定は初めての私にはとても手の出しやすいものでした。

 

劇場内はもちろん撮影禁止でした。

 

4階からは役者さんたちが本当に小指ほどの大きさでしかなかったため

はっきりとした顔は分からずじまいで。

なんならマイブラザーの七ちゃんは女形で声が最初から最後まで裏返されていたため

『おっふ』となり。

さらにマイクをつかってないためか少しの周りの騒音で4階まで肉声が届かない時もあり

『おっふおっふ』となってしまいましたが

七ちゃん、ちゃんとやりきってましたよ☆

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毎日、こんな立派な歌舞伎座でやってるなんて感動して泣いちゃうよブラザー!

(泣かなかったけど。なんなら隣で一緒に立ってた外国の方が立ち寝してたのに同期して寝ちゃったけど。)

 

秋からはこんな講演もあるみたいですね

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『俺は歌舞伎王になりんすござんす!』とかが決め台詞なのかな?

(バカにしてるわけじゃなく歌舞伎の世界は未知過ぎて本当に分からない…。)

 

次にサクサクと歩を進めた先はこちら

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じゃん。

何ビルでしょう?

ヒントはこちら

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蜘蛛ーん。

 

こんな催し物もやってました

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ドラえもん分身の術っ!

 

そう。正解はテレビ朝日の隣、六本木ヒルズでした。

目的はこちら

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ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」

 

8年ほど前に実際にルーヴル美術館に訪れた際の感動をもう一度。

というのと私の大好きなアーティスト『米津玄師』さんがテーマソングを書き下ろしていたので

見たい!と思っていて訪れました。

 

どうして、9番目の芸術と言われているかはご存知ですか?

フランスにおける芸術の序列は今まで8つだったようで

1.建築

2.彫刻

3.絵画

4.音楽

5.文学(詩)

6.演劇

7.絵画

8.メディア芸術

そこに2003年からルーヴル美術館で漫画(=バンドデシネ“bande dessinée”フランス語圏の漫画の事)の

叢書を作るというプロジェクトが始まったようです。

16人の世界中の漫画家が16通りの感性でルーヴル美術館をテーマ、モチーフとし作品を作っていました。

 

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中には彫刻も有ったり、原画もあったり大興奮です!

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これは有名なサモトラケのニケ像のレプリカ

やっぱり迫力に圧倒されますよね( ゚Д゚)

 

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これは米津玄師さんがテーマソングと共に描きおろした作品

本当に多才で憧れます…(>_<)

 

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こんな16人の漫画家たち 緻密で精巧な作品を見てみたい方は是非足を運ばれてみては☆

 

夜は

私が東京で5年勤めていた際に全く同じ職場ではないのですが

共に新人研修を務めたり(あのパンドラブログのあれ。)

ヨーロッパに一緒に行ったりと仲良くして頂いた先輩たちと食事に行かせて頂きました。

 

東京を離れ8年も経ちますが、連絡を取るとまた会いにきて頂ける先輩方には本当に感謝です!

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おや?

ちゃっかりとコダカが参戦しているようだ。

美容師イケメンたちがいるとなるとポワっとどこからか嗅ぎ付け現れるようだ。

(普段、僕には見せない満面の笑みを見せているようだ。なんて分かりやすい性格なのだろう。)

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久しぶりに会えば昔話くらいかと思いきや

みんな現役の美容師たち、自分たちの熱い思いがぶつかり合う良い夜でしたね。

初対面のコダカにまで終始気を使って頂き、本当に尊敬します。

翌日も仕事だというのに遅くまで付き合って頂いてありがとうございました!

 

そう。

この時はまだ知る由も無かったんだ。

翌日あんなことになるなんて…。

 

続きは土沼・小髙マイスターになる旅 ~2日目~にて