スタイリスト(1人で全ての技術を満足に担当させて頂く)になるためには
美容室ごとに色々な課題があるはずです。
アルチアもステキな美容師となって
担当させて頂くお客様に十二分に喜んで頂く為
幾つかの課題と試験を設けています。
そのための1つの試験として設けてあるのが
【ブロー】という技術です。
ご存知かと思いますがブローとは
ドライヤーそしてブラシ(手技)を使いヘアデザインに艶と毛流れを構成させながら
仕上げていく技術の1つです。
今ではヘアアイロンというものが普及しているため
あまり重要視されなくなってきた技術のようにも感じますが
ブローでなければ作り上げられないデザインというものが幾つもあります。
そして、カットと同様に完全なる技術の差が生まれてしまう
逃げも隠れも出来ない技術一本勝負の施術ですので
私たち美容師はブローを施す場合
プライドを持ってお客様を担当させて頂かなければいけないと勝手に思っています。
今、コダカに設けている課題の仕上げの形は
正直、お客様のオーダーでは極端に少ないデザインです。
ただしスタイリストになった暁に『いや、私それできないんで。』
なんて口が裂けても言えないはず。
そんな時に恥をかかないために。
自信を持ってニッコリと『お任せください!』と言えるために。
課題を設けました。
こんなグリッグリにパーマをかけたデザインを
こんな仕上げに持っていくブローです。
上1枚と下2枚は同じ人形のウィッグです。
上をブローしていくと下の様な仕上りが作られます。
お気づきでしょうか?
これって少し世代が上の女性の方が好むデザインだったりします。
アルチアは圧倒的に30代・20代のお客様が多いのですが
地域性もあってか
こういったデザインをオーダーされる60代・70代のお客様もいらっしゃいます。
ちなみに宣伝っぽくてアレなのですが
(それでも敢えて言う心の強さの方を評価してほしい…。)
私(ドヌマ)はミセス大得意です!
みなさんのお母さん・おばあちゃん
どんどん紹介して下さい(`・ω・´)
きっと素敵なミセスのデザインで仕上げさせて頂きます!
(あくまで上記写真はデザインの1つ、それに必ずなるわけではないのでご安心を☆)
ヤヌキだって得意です!
以前も実祖母を紹介していましたね
とっても素敵な記事ですよね☆
少子高齢化は統計学上
必ず加速していきます。
こういった技術が必要なんです。
コダカもブロー前のデザインのこの状態を作るのは得意です。
なんたって仕込みましたからね!
覚えていますか?
これは去年の秋に課していたものです。
正直、ちょっと極端な巻き方ですが
こんな感じ(上のコダカがドヤっとして持っているやつ)にピッシリ巻くとこんなデザインが仕上がってきます。
これをコツコツとブローしていきます。
丁寧で緻密な作業の積み重ねです。
一か所たりと気を抜いてはいけません。
全てのクオリティーの積み重ねが仕上がりに通ずるのです。
ワインディングの時と同様
ブローを終わった後、必ず持ってこさせ気になるところを指摘します。
噛み砕いて言うなら『いちゃもん』です(笑)
十分、上達してきています。
それでも、お客様には神クオリティーを提供してほしい。
その強い思いからです。
コダカも分かってくれているはずです。
きっとこう頭の中では思っているはず。
『それ、もはや完全にいちゃもんじゃねーかよ…。』
(おっと間違った。きっとコダカは私みたいにこんな暴言は心の中で留めておくはず。)
もとい
『お客様の喜ぶ顔のためにエミコ頑張るわっ☆キラッ』 と。
(きっとコダカはここの時点で読んだら苦い顔をするはず。)
まぁ。
今は、カットモデルと並行してこんな練習を日々やっています。
最近、久しぶりに会う知人にほぼ必ず言われる言葉があります。
『ブログ見てるよ。』
もう1つ。
『ちょっと長くない?ブログ。』
嬉しい限りです。
一つ目の報告は。
どうしようもないんです。
二つ目の進言内容は。。。
そして、たまにこんな言葉も添えてもらいます。
『スタッフの子、いいキャラだよね。』
(コダカのキャラ設定はブログ上、半分ほど私が強制的に改変していますが)
これもとっても嬉しいです。
コダカは特に自分でも言ってしまえるくらい『褒められて伸びたい人間』です。
言ってもらえた言葉は必ずコダカに伝えています。
『また、変な事言ったんじゃないっすかー?』と返しながらその顔は半分ニヤけています。
(参考画像)
とまぁ。
こんなことを最近ではコツコツとやっております。
営業時間中に
アレ?コダカさんいないな。。。
サボってんのか?と思ったら耳を澄ませてみて下さい。
きっと壁の裏でドライヤーの音が聞こえてくるはず。
(営業時間内でのトレーニングを推奨しているため後ろのスタッフルームで練習している)
必死に練習していますよ☆
応援してもらえたら私も嬉しく思います。
宜しくお願い致します。