アルチアが生カラーを始めた理由

4月からアルチアでは【生カラー】という新しいメニューを始めました。

生カラーは今までのヘアカラーと大きく異なる点があります。

それは。

生のカラーということです(ドヤッ

 

あぁ。

申し訳ありません。

しっかり説明します。

読むのを止めないでください。

いつもの悪いクセが出てしまいました。

 

でも、ここでドヤっとしておかないと

満を持して紹介する意味が薄れてしまうかと思い

ドヤる運びと相成った次第であります。

 

みなさんの( ゚Д゚)ポカーン こんな顔が思い浮かばれます。。。

是非、キリッと顔をお戻し頂き読み進めて頂けましたら幸いです。

読んで損はしないのではないかと思います。

 

普通、美容室で染めてもらうヘアカラーというものは

だいたい、色味表やカラーチャートなるものを見ながら

そこにある毛束と合わせながら

どんな色に今日はしましょうか?

なんて相談を美容師さんとしますよね。

 

そして、決まった《その色の薬》を持ってきて髪を染めるんです。

その薬というものは大手化学メーカーなり美容メーカーが

技術の粋を結集させて作り上げた至高のカラーの1つなんです。

各メーカーごとにとっても良い特徴がたくさんあるんです。

 

アルチアでも取り扱っていますが

・イルミナカラー

これはまさに光色。

自分の髪ではないような光のヴェールをまとったような艶を

自分の髪の中に表現することが出来る

非常にダメージの少ない優れたカラー剤です。

このお客様も可愛いですけど、髪色が本当に光色でキレイですね!

 

 

・THROW(スロウカラー)

これは地毛のように自然な質感で究極のアッシュ系カラーに染められる

アルチアでも大人気のカラー剤です。

透けるような髪がとろけそうでステキですね!

 

これらの素晴らしいカラー剤はこれからも扱い続ける事でしょう。

他にもアルチアでは

ヘアマニキュア・香草カラー・ヘナ 等

お客様のニーズに合わせ希望に合わせ

一番、お客様に似合う髪色

一番、お客様が素敵に見える髪色になれるよう

スタッフ全員、知識を総動員させながら薬を選定いたします。

 

でもですね。

そのカラーの薬って。

その薬で染めたら、その色になるんですよ。それはもう見事に。

 

大きな声では言えないんですけど。

市販で売ってる薬もその薬で染めたら、その色になるんですよ。だいたい。

 

そこに、プロとして似合う色を選んで差し上げるといった点や

私たち国家資格を有したプロの技術でミリ単位で正確に染め上げたり

部分的に色を巧みに変えながらアルチアでしか出来ないグラデーションカラーにしてみたり

 

また、大きく市販品と異なる点といえば薬の強さなんかが分かりやすく違います。

市場で買うことの出来る薬で染めたことのある方は

分かっていて使っていらっしゃると思いますし、そもそもこのブログをここまで

掘り下げて読んではいないと勝手に推察し書きますが

将来、続けていけば髪は確実にボロボロになりますし

きっと、頭皮も耐えられず皮膚科行きになることでしょう。

まぁ、市販品のパッケージにもはっきりと明記されているわけですし

パッチテストもやるように書いてある訳ですし

自己責任ですね。

(ドヌマさん冷たーーーい。)

 

はっきりと市販品とアルチアで料金が異なるのは

そんな違いなのだと思ってください。

 

同じなのは完成された色で販売されている。ということです。

 

そんな中でも、今回ブログで書きたいのは全くこれら前述した内容ではないんです。

ここまで1000字以上を書いてなお本質に触れていないとは既にお馴染みでしょうか。

 

では。

皆さんに質問です。

【アルチア】の意味をご存知でしょうか?

 

アルチアとはドヌマが作った造語なので知る由も…。

と思いますので素直に書かせてください。

 

アルチアはイタリア語の

アルコバレーノ「虹」・チアロ「透明」

これらを掛け合わせて作りました。

 

店名には私のエゴを200%凝縮させて詰め込んでいます。

自分で会社を持つ人は大体、そうなのかと思いますのでそこはサラッと流して下さいね(笑)

 

お客さまを透明なパレットに見立てて

全て、私の思う「キレイ」をどんな色にでも変えて染め上げる

それこそ虹色のように。

何色にでも。

私の美容人生の全てを、目の前のお客様に常に全力で全てを注ぎ髪をデザインします。

 

既製品ではありません。

オートクチュールのように1人ひとりが唯一無二なんです。

だからアルチアの店名のあとには

Creative hair

と続きます。

クリエイティブ 創造するんです。

繰り返しますが

あるデザインを提案するのではなく

ゼロから創りあげます。

 

そんな思いを4年前に込めて

アルチアはOPENしました。

思いは今でも変わりません。

スタッフにも話し続けています。

(そういや、そうだった!とスタッフは思い返しているかもしれません…。)

 

4年経った今。

ついに何色にでも染め上げる。

【生カラー】

これにより、それが可能になりました。

 

作られてあるカラー剤から選ぶのではなく

流行りの髪色をみんなと同じように染めるのではなく

 

絵の具のように

色を混ぜ、色の明るさを決め、色の鮮やかさを決め

世界に1つだけしかない髪色を作り上げる

 

今までの考えは捨ててもいいかもしれません。

上記の表の様な繊細な色調を髪で表現できるんです。

美容師さんは驚きかもしれませんね。

これらを酸性染料で染めるのではなく

酸化染料で染めることが出来るんですから。

 

…。

オーダーがあれば本当にどれもやってみますけど

もちろん、一般常識の色相の範囲で通常は染めますからね(笑)

原色で髪色が必ず染まる訳ではありませんので不安にならないで下さい…。

アルチアに通って頂いている7割以上は働く女性のお客様ですから!

 

ここ2週間、ほとんど毎日【生カラー】でお客様には

カラーさせて頂いていますが一部を紹介させて下さい。

このお客様は《曇り空色》を髪で表現しています。

薄いスカイブルーにさらに霞がかった白を混ぜています。

ポイントは色を薄めたのではなく白色を加色したこと。

ここも美容師さんには驚きのポイントではないでしょうか。

 

流行りのピンクも自由自在です。

ピンクの濃さも薄さも明るさも暗さもお望みのままに。

このお客様は履歴が黒染めの後になりますがキレイに色を染められました。

 

多くの方はこのお客様の顔周りの鮮やかな色に目をひかれるかと思いますが

私のお気に入りはそれ以外の部分の髪が

濃紺に白をやはり加色して他には無い世界に1人だけの髪色を表現できた事です。

 

シルバーだって

 

差し色のインナーカラーだって自在です。

 

全ての写真がもちろん一切の加工はしていません。

目で見えたままの色を表現してあります。

 

4年目にしてついに手に入れた【生カラー】

これからご来店されるお客様にたくさんの提案が出来ることを

スタッフ一同楽しみにしています(*´ω`*)

 

仕上がりで一緒にキャッキャさせて下さい!

 

自信を持って前置きしますが

どんなにステキな髪色になっても誰よりも喜ぶのは

ドヌマであったり担当するメインのスタッフです。

 

正直、この【生カラー】は美容師冥利に尽きるんです。

だって、自分で髪色をゼロから作れてしまうんですから。

 

もちろん、自己満足にならないようプロとしての仕事と提案はしますのでご安心ください!

それでは次回、ご来店頂ける日を楽しみにお待ちしております(`・ω・´)

 

紹介した写真はドヌマがやっていますインスタグラムでも見ることが出来ます。

よろしければご覧ください

→ archiar_donuma

フォローもお待ちしてますね(*‘ω‘ *)