自分で蒔いた種しか狩ることはできない

この言葉は自分が小さい時に母親から口酸っぱく言われてきた言葉です。

 

良いことも。

悪いことも。

 

目の前の結果は偶然じゃなく。

起こるべくして事象となっているもので。

 

交通事故に巻き込まれる。

とかそういうのは抜きにして(笑)

 

頑張って、やっていれば結果は返って来る。

出来るのに手を抜いていればいつか悔やむ時がやって来る。

 

みんな、言われなくても分かっているのに

自分には甘いもので(書いてる自分もその筆頭格やも…)

後悔はいつの時代にも常として自分の周りについてくる。

 

自分の事をさておくつもりもないのですが

同じ後悔をスタッフにはしてほしくないので出来る道筋は作っているつもりです。

 

良い種を蒔き続けられるように。

 

良い芽を刈り取ることが出来るように。

 

でも、時として子供(今回はスタッフ)は親の思う斜め上をいくことも多くあり

ハッと気づかされることも日々多くあります。

まだまだ年齢は関係なく学びの多い毎日です。

矢貫も小髙も須藤も優秀で日々、勉強をさせてもらっています。

 

2年ほど前でしょうか。

2年前のコダカの輝き

こんな事がありましたね。

 

そして今年の8月のある日。

須藤が話しがあると。

「わたし、豆まき9月から1ヶ月間やります。」

 

須藤の話は小休止で小髙の場合を考え直してみると

 

小髙は私と同じく不器用な人間です。

そして私と同じく理屈で話したくなる珍し系女子です。

 

2年前の小髙に感じていたのは

このままだと大きな挫折をお客様の目の前で味わうことになる。

大変で辛いのは分かっているけど心を鬼にしてやらせるしかない。

きっと私は嫌われるだろう。

でも小髙は美容師で。

お客様から支持されないのはもっと嫌だろう。

じゃぁ嫌われ役くらい安いものだと思い強制させた1ヶ月間でした。

(けっこう土沼に良い風にここは書いているので、小髙からは言い分があるでしょうけど今は無視です)

 

で、須藤に話しを戻してみると思うんです。

「うそだろ…?」

「かたや先輩あんなに嫌々してたやつを自らやりたいとか…」

 

小髙は小髙。

須藤は須藤だったんです。

 

誰が正しいとかではないと思いますが須藤は9月に種をしっかりと蒔いたんです。

やった人間にしか分からない。

辛かったこと。

練習しながら考えていたアレコレ。

 

【豆まき】という技術は確かに出番の少ないものです。

これで実際にパーマをかけたら出来上がるのは大仏様です。

 

でも、2人がそれぞれ1ヶ月間かけて蒔いた種は

生涯、美容師を続ける上で必ず彼女たちの腕に財産となって残ります。

(勝手に生涯美容師設定にしてゴメンね。でも、何があるか分からないのが人生だから)

 

作物を収穫するために種は蒔くのだけれど

比喩をそのまま続けさせてもらうのなら

成長するために水をあげるのが自分の役割になるのかな。

枯らすのも大輪を咲かせるのも自分次第か。。。と思うと荷が重いけど。

やりがいのある仕事です。

 

さぁ、みんな(矢貫さん。小髙さん。須藤さん。)

アルチアは飴2割。鞭8割は周知の通りだからこれからもどんどん厳しくいくよー☆

頑張ろうねー(´∀`*)