全ての学生と美容学生に向けて

今。

アルチアは求人活動を行なっている。

 

サロン見学に来てくれる学生は皆

一様に将来の目標は【美容師】で間違いないだろう。

 

自分が明確に美容師を目指したのは

いつのことだろう。

 

自分には秀でてるところが無い。

本当に何も見当たらない。

人と話すことも

人と交わることも

困難な作業のようなものの1つと考え

18年ほど経った訳だけど。

 

やれ進路希望を提出しろだの

学力調査だの

無条件に自分はこの先[何者か]に

ならなければいけないかのように

勝手に世の中に選択を迫られる。

 

それで戸惑ったりわからなくなったり

迷子になるのは当たり前だと思っている。

 

何をしていようと

自分はいつまでたっても[じぶん]なのにね。

 

みんなはちゃんとしたいことが

決まっていて

そういうのを見ると焦るし

自分は何がしたいんだろうって

やっぱり考えなきゃいけないループに戻り

自分と闘う。

 

きまって先生や親は言う。

「きちんと勉強して、大学に行きなさい。

学問は大切なの。これから先は競争が

どんどん厳しくなるんだから。」

 

こうるさく聞こえるそれらは

みんな子供たちの未来を心配しているから。

願いは同じ。

ただ自分と同じように

失敗してほしくないだけ。

 

そんな経験

みんなもあるのかな。

 

何が失敗か成功かなんて

もう自分で決められる。

おおきなお世話だなんて言ったら

失礼なのも分かってるけど

放っておいて欲しい。

 

中学生や高校生は

その時間をそのまま過ごして欲しい。

とても大切な時間になると思う。

 

時間には限りがあるようで

長く見れば死ぬまで

あと鼓動は何回心臓を揺らすか

神様だって知らないんだから。

 

納得のいくまで考えて悩もう。

 

自分の場合、昔から

真剣に考えるほど

ぼんやりとしているように見えるらしい。

 

大賢は大愚に似たりなんて

言葉もあったっけな。

 

 

 

アルチアは今。

新卒募集しかしてないから

見学に来てくれる子は皆だいたい20歳。

 

将来の目的と夢を固めて

道を進んでいる学生たち。

 

そこに至るまで各々

悩んだり夢を見たり

ようやくたどり着いた

はじめての就職までの残り数ヶ月。

 

縁あって一緒に働く子は

本当に人生を預かる気持ちで

真剣に考えている。

 

だって検索エンジンで

“美容師” “一年目”を入れてみると

次に頭のいい予測検索ワードがもう

“離職率”って出てくるんだから。

 

そのままポチッとしてみると

驚愕の事実。

一年目の美容師の離職率は

50%

開いた口が塞がらない。

 

どうして?

 

美容師という仕事に夢を見たんじゃないの?

 

大変だけどめちゃくちゃ楽しかった美容学校

仲間と共に2年も乗り越えたんじゃないの?

俺らビッグになってやろうぜ。

って最後の卒業式後の飲み会で

仲間と約束しなかったの?

(そんなことする時代じゃもうないのかな)

 

楽な仕事はこの世にないよ。

それがまともな現実。

 

楽な仕事でお金を稼ぐ方法は

自分が知る限り2つ。

 

人と違うめちゃくちゃな勉強をして

誰もしていない特化したものを確立させる

 

悪いことをする

 

だから普通は無理なんだよね。

 

自分も凡そ普通な人間だから

苦労をした

その先に今がある。

 

みんなもその覚悟を今は持っているはず。

 

ソレを壊すのは

皮肉にも《美容室》

 

どうにも救われない…。

 

 

 

どうか美容学生の皆さん。

努力をして

間違えのない就職先を探して下さい。

 

それはとてもとても困難なこと。

 

でもね美容師はとても素敵な仕事。

 

髪の毛がキレイになる

カワイクなる

目の前の彼女の心が弾むのが見てわかる

それが自分の両の腕で叶えられる。

 

幸せって伝染するから。

疲れなんて吹っ飛ぶよね。

 

毎日その繰り返し。

今日よりまた次回も

もっと喜んでもらおう。

もっとワクワクしてもらおう。

 

そう思ってコツコツと自分のまだ

足らない技術を見直して

磨き続けるんだ。

 

 

 

美容学生や高校生、中学生は1人でも

見てくれているかな?

 

何か迷っているなら相談に来て欲しい。

相談に乗るなんてそんなガラじゃないけど。

 

自分も困った時は

色々な人に助けられてきたから

そろそろ自分の番かなって思ってる。

 

 

 

 

 

 

最後に。

今回のブログは〔独白〕のようなものとして

読んでもらえたらと思って書きました。

 

読みづらい点ありましたらここで

お詫びします。

申し訳ありませんでした。

 

 

ただ美容業界が明るくなり続けることを

願っています。