結婚

いつも担当させて頂くお客様が『実は名字が変わることになりまして』

と恥ずかしそうに教えて下さる時があります。

コンマ秒で「タシカ…ケッコンシテナカッタハズ」と解析し

逆だったらその後に返答する言葉が180度変わってきますので。。。

『えー!?おめでとうございます!!!』と普段は感情が表れにくいと言われ

表情筋までも無いと言われている土沼でさえも笑みと共に一緒に嬉しくなります。

 

結婚式は招待される時期・年齢に波がいくつかありますよね。

また、それは男性と女性で少しずつ差があるようにも感じますが

何度、参加させてもらっても結婚式の雰囲気を僕は好きで

と、同時に複数回行くと結婚式について考えることもでてくるわけで。

 

モヤモヤする筆頭格といえば

だいたいエセ片言の頭の薄い神父が言う

『健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも

この人を愛し、この人を敬い、この人を慰め、この人を助け、命がある限り、真心を尽くすことを誓いますか』

ってやつ。

みんな決まって間髪入れずに『誓います』って宣言するけど

本当に感動的だけれど恐ろしい言葉だと思う。

結婚するくらいだから当然なのかもしれないけどよくそこまでの覚悟がみんな持てるなと感心します。

そしてみんな「この人」と出逢えている事実に感嘆します。

 

そして、これらの感動的な一連の流れに女性たちは

ロマンチックウイルスでも感染するようにバタバタと結婚式を自分もあげたいと思うのでしょうか。

『私も結婚する。絶対に結婚する。みんなに祝福してもらうんだから』と心に強い火を灯すのでしょう。

 

仕事中は色々な恋バナを聞きます。

幸せたっぷりな話し。

付き合い始めたら地雷だった話し。

もう現世で出会える気がしないから来世にかけることにした話し。

婚活パーティーにはもうろくな人が残っていない話し。

マッチングアプリが意外と馬鹿にならない話し。

 

みんな運命の人とどうか出逢えますように。

頭の中でその瞬間どうか鐘が鳴り響きますように。

(36年そんな経験一度もないけど。。。)