わざわざ、特筆することでもなかったのかもしれませんが
自分の中では心の中がザワザワしているので書いてみます。
ひょっとしたらソワソワとも副詞的には言うかもしれません。
どっちでもいいのですが心は落ち着きません。
昨年11月30日に撮影会をやった記事は書いたのですが
とうとう、あの時の写真をコンテストをに応募する時がやってきました。
コンテストに写真作品を応募するのは8・9年ぶりで
前回応募したのはまだ東京に勤めていた時。
応募した先は JHA
ジャパンヘアドレッシングアワーズ
日本で一番権威のある美容のフォトコンテストと言われています。
24歳頃は天狗も天狗。
調子に乗りまくっていた時期
(正確に言うと調子に乗っていたのではなく調子こいていた時期)
だったので、一般的なフォトコンテストには応募せず
最初っから日本の一番上を目指して応募していました。
23歳に応募した作品がこちらで
自分の中では攻めた作品で『こいっ!』と思って意気込んで応募したのですが
残念ながらカスりもしませんでした。
翌年、24歳の時に応募したものがこちらで
個人的には前年の作品の方がお気に入りでしたが
結果はこの年に応募したものが入賞することとなりました。
応募数が何百と確かあって私が選ばれた賞が
その中でも上位8人くらいがもらえるライジングスター賞というもの。
授賞式が都内の立派なホテルであったのですが
受賞式当日、私はこれまた調子こいてイタリアに行っていて不参加。
今、思えばとても勿体ないことをしたと思いますが
ヨーロッパに研修で行かせて頂いたことも今の私の糧にしっかりとなっていて
良い経験をさせて頂いたと思います。
帰ってきたら、代理で表彰式に行ってもらった当時勤め先のオーナーから
はい。と渡されました。
大きさは背丈10センチほどのものですが
私の宝物の1つです。
新潟に帰って来てからは、周りの環境に恵まれなかったという言い訳を
大言壮語に吐きながらクリエイション・撮影というものから離れて美容生活を送っていました。
そんな環境から離れ8年ほど経った昨年
ディーラーさんから『企画で撮影をしますが一緒にいかがですか?』
とお誘いを受けました。
本当に企画に乗って良かったなと思っています。
ディレクションをナインノーナインの苅部さんにして頂き
作品を1つ仕上げることが出来ました。
去年の作品が撮り終わった時もブログには書きましたが
やっとその時撮った作品を応募する機会がやってきました。
結果発表が出たら写真はアップしたいと思います。
久しぶりということもあり、とても思いを込めた作品です。
冒頭でも書いたように心が落ち着かないのは思い入れが強すぎるせいなのだと思います。
だいたい、コンテストに出ようなんて時は
私の場合は1番を取らなきゃ意味がないんです。
参加することに意味がある。という人をキレイ事だ。
と言って済ませるつもりも、その資格も私にはありませんが
私は、入賞をするためにコンテストには応募します。
無理だと思っているのなら最初から応募はしません。
きっと同じように強い思いを持って応募する人は多数いるはずですし
自分のその時もっている技量の中で最善を尽くせず
中途半端な形で望むのは周りの人にも審査員の方にも失礼だと思うからです。
そう。私はプライドの固まりなのです。
やるからには勝ちたいんです。
今回、本気をだすために
撮影当日までの1週間は私は美容師ではなくなりました。
錐や鋸、やすり、軍手に金槌。
これらを駆使しながら1枚の写真を作り上げるために準備をすすめました。
『おれ、今って何屋だ?』と思いながら夜中に作業をしていました。
でも、とても楽しかったです。
そんな思いを込めて当日望み
モデルさん。カメラマン。ディレクター。メイク(コダカ)の力を借り
それは1枚の写真になりました。
今朝、投函してきました。
応募した先は、今回の企画をして下さったディーラーさん
フジシンさんが主宰するジャパンカップというコンテストのフォト部門。
応募用紙は読んで頂ける人へ敬意を込め
記入を新しいスタッフのヤヌキにお願いしました。
残念ながら私の字は壊滅的に汚いのです。
丁寧に気持ちを込めて書いてもキレイではないのです。
代筆は反則とかいうルールがあればそれはその時です。
作品のテーマは
【今日はどの髪に切替えよう?】です。
作品テーマはすんなり決まることはあまりないのですが
今回はスッと出てきました。
ネーミングしといて何ですが、良いテーマタイトルだと思います。
コンテストは6月21日
結果が楽しみと不安でしばらくは眠れないかもしれません。
(32年生きてきて不眠で悩んだ経験は1日たりとありません。)
(あくまで気持ちの上ではという意味です。)
ドキドキドキンちゃん。