人の見た目をあーだこーだと

日本では昔から容姿、特に髪型には厳しく
人の目が付き纏う、良いとは言い難い習慣が蔓延っているのを
ご理解頂けるのではないかと思います。
やれ、社会人たるものうんたらかんたら
学生の本文はうんたらかんたら
今の令和の時代でさえまだそんなことを言っているのは
日本特有の島国という閉鎖された特徴からくるものだなと思います。

なので、おかげさまでというべきかご来店されるお客様の皆さんの髪の毛を
キレイに整えさせて頂いているのですが。。。

いま、個人的に習い事を1年弱していて
海外の話しをよく聞く機会に恵まれているのですが
言ってココは日本ですし直接的に日常に関わりはないものの
見過ごしていられないなと思い今回ブログにしてみたいと思いました。

ギリギリボカシて書きますけど
日本のトップの階級にいらっしゃる家柄のマコ(様)ちゃんが
今、結婚しようとされているじゃないですか?
そしてその旦那さんになろうとしている方が一般の家の方だから
みんなほんとにロミジュリが好きなのか
他人ん家の何の関わりもないだろう結婚騒ぎにあーだーこーだ言っていますけど。
そしてその旦那さんがきっとマジ日本人ウゼー的な感じでニューヨークにいらっしゃいますけど。
その新郎候補の彼の髪が伸びてきたっていって直近の全国ニュースで
「そんなロン毛なんかにしている人にマコ(様)ちゃんの旦那さんなんて相応しいのか」とか
あや付けてごねてる報道があったんですよね。

僕たち日本人は協調性を重んじますが
彼が今生活をしている国はアメリカでニューヨークです。
誰の髪が長かろうと、ドレッドだろうと、スキンヘッドだろうと
その人のそのままの姿を受け入れるというのが、現地ではスタンダードで
多民族が暮らすニューヨークという街では、人の見た目や身体的特徴について
例えば障害はもちろんのこと、肌の色、髪型、体型などについて
他人があれこれ言うのはハラスメントにあたり、タブーとされているそうで。

ただ日本人にとって違和感とならざるを得ないのは、褒め言葉だと思ってかけた言葉が
外国人にとっては実は褒め言葉になっていないものがあるということで。

例えば、日本人が外国人を見て言ってしまいがちな
「顔が小さい」「鼻が高い」「(女性の)背が高い、大きい」「髪が多い、少ない」などはNGワードとされています。
「痩せた」も褒め言葉のようで実はアメリカでは褒め言葉ではない。アメリカでは痩せていることが必ずしもよしとされておらず
太った・痩せたは健康に関わるデリケートな話題のため、よっぽど親密な関係でない限り避けた方が無難だそうです。
さらに「顔が小さい」は「なんだ俺の脳みそが小さくてバカだって言いたいのか」と悪口として捉えられることもザラだそうで。

褒め言葉か否かの判断がつきにくい場合、他人の見た目について「何も言及しない」のが賢明ということになりますね。

話が少し脱線してしまいましたが、今回のマコ(様)ちゃんさんの旦那候補の
長髪にまつわる報道がなぜこれほど多いのかというと、「マコ(様)ちゃんの婚約者らしからぬ」ということがあるんでしょうね。
僕は個人的に、だらしない格好ではなく清潔感がなくされていなければ、どんな髪型でも格好でも気にならないですけど、
そのような価値観は日本で許されないみたいですね。(人の本質は見た目じゃないのに。。。めんどくさ。)
「こういう人はこうあるべき」「このような職業の人はこういう格好をするべき」
みたいに固執したイメージを強く持ち続ける限りなくなっていかない価値観ですよね。
これは日本だけではなく、イギリスでもヘンリー王子と結婚したアメリカ人のメーガン妃がイギリス国民にだいぶん叩かれてましたね。(そんな彼らもカナダを経て現在アメリカ在住)

そもそも、渦中の新郎候補さんは多民族が共存するニューヨークに移り住んで3年も経つから
日本独特の「~らしさ」「~であるべき」という価値観の中でもはや生きていないかもしれないですよね。

日本でも差別を無くそう!なんて言葉では言うくせにホント口だけだな。
とちょっと嫌な気持ちになったので愚痴のように書いたブログでした。

まとめると何でこんなブログを書いたかと言えば
僕自身が今髪が長くなってきたから見過ごしてね(テヘペロ☆)
ってことらしいですね(笑)