嫌いな「ポジティブワード」

世の中には≪名言≫≪元気の出る言葉≫
たーくさん溢れかえっているし
よくセミナーでも耳にすることは多い。

そりゃぁ人の前に立ってわざわざ話すのにグチグチ言う人も少ないだろう。

ポジティブ・前向きこそ正義!とそんな風潮が蔓延っている中で
一定数その空気感に馴染めない人がいるのもまた事実で。

先日、お客様から土沼さんは絶対に見た方が良いと強く勧められ
(しかも複数人から)
テレビドラマ【いちばんすきな花】を見ていたところ
嫌いなポジティブワードあるよね!って流れになり
興味を惹かれ見ていたら
出てくるわ出てくる(笑)
・他人は変えられないけど、自分は変えられる
・死ぬ気で頑張れ、死なないから
・生まれ変わったら、あなたになりたい
・止まない雨はない

それぞれの言葉単体で聞けば悪いものではないかもしれない。
でも何故か苦笑してしまうのは
誰でも一度くらいは今それ言われてもそうポジティブにはなれないよ。と
思うタイミングがあるからではないかと思う。

上司の仕事は部下のやる気をあげることだろうか?
誰でも仕事以外で問題を抱えていることも多い。
家庭でのこと、友達とのこと、給料日前、日々目に飛び込む嫌なニュース
人の気分があがらない理由なんて数えきれない。
そこまで会社・上司が見て心配してあげるよりも
自社にまつわるあれやこれでさらに部下の気分を下げないように努力することが大切なように思う。

ま、朝礼は元気だすためにやりますし
私なりに思う社会人としてのマナー的なものはありますが
時代も変わり続けますので
取り残されないように
未来をしっかり考えながら目の前の出来事が置き去りにされないように
気をつけていきたいなと思う次第です。