アルチアのこと。

前回ブログで書いた「等価交換」

今、世の中は「お得」が溢れかえっているから
本来スタンダードなはずの定価が高い値段のように感じられる風潮ですよね。

そりゃあ、自由価格競争の世の中ですから
薄利多売も戦略の一つでしょう。
そこに対して言うことはありません。

私たち「店」側は価値を創造し続けなければいけません。
そうしなければ¥2,000でも髪が切れる時代に
アルチアで¥5,500というカットの値段を設定するはずがありません。

日々、考えます。
価値とは何か。
技術?接客?それとも時間?

で、たくさん考えますが結局「全て」だよな。
と思うんです。

お客様がアルチアに来店されて受ける施術は
他所では受けれないものでなければならない。
私が目の前のお客様を担当しなければ今日のそのデザインは決して提案し得ないものだし
共に過ごす時間は代えがたいものでなければならない。

これは共に働く、小高・高橋・古澤も強く思っている内容だと思います。
だからこそ全く違う性格のメンバーで1つ同じ方向を向いてやっていける。
話し合いは繰り返されど、お客様に向き合う姿勢は常に真っすぐ。

本当に社員たちには脱帽します。
私は経営者として社員に休憩を取らせなければいけない。
それでも社員たちは
自由に休憩を取れる時間を削ってまで、目の前のお客様と満足いくまで話しがしたい。
何度か真剣に話し合っています。
ここに関してはお互い大切にしているものが大きく異なるために平行線ですが
平行線の先はお客様を大切にしたい
社員を大切にしたい
「共に目の前の人を大切にしたい」です。

共に働くメンバーは誰でも良いわけではない。
話して、意見をぶつけて
お互いに納得がいかないから話が続けられる。
相手を説得させたいわけではない。
どれだけ自分の気持ちには価値があるか伝えたい。
大切に思っているからこそ分かってほしい。

アルチアはずっとそんな話し合いを続けています。